余韻が残るというのは、こういうことなんだと、この新しい朝に改めて実感した。
浜田省吾古式ファンクラブ会員限定で昨夜放送された 『The Moonlight Cats Radio Show 2021 夏うた』。プレイリストだけ速報でUPした。
今日は、放送を振り返りながら、番組の中で話したことを少し書いてみましたた。少しでも、楽しんでもらえたら幸いです。また、表現が異なっている部分があるかも知れません。お許し願います。
まさか。という言葉は、ふさわしくない。心のどこかで、何か いつもと違ったことがあることを期待していた。放送時間 約40分。おそらく過去最長。なにがあるんだろうと。
2曲目の「恋は魔法さ」のあと、こんなことを話した。
毎日を無為に過ごさないようにと思い小学校のころ以来数十年ぶりですね夏休み
の日課表というものを作りました。
4曲目の「美しい一夜」のあと、BGMに「晩夏の鐘」が流れて。子供の頃の夏の思い出。
子供の頃に夏というと、重油の匂いのする客船に何時間も揺られて実家に帰ってました。父の生まれた家、つまり祖父の家は瀬戸内の島にあって、当時はテトラポットとか防波堤とかなくて、もう海に面していたので満潮になると窓の下まで波打ち際が来るんですよね。なので、波の音を聞きながら、兄弟やいとこたちと蚊帳の中でほんとに体を寄せ合って寝たものです。
潮が引くと砂浜がすごーく広くなって拾ってきた流木をバットにして、ボールで三角ベースの野球をして遊んでいました。三角ベースってわかるかな?そして、遠浅の海は、どこまで行っても見えるほど海水が透き通っていて、下を泳ぐ魚が光にキラキラキラキラ光っていました。思えば小学生中学生の時って、水着のまま走って海に飛び込めるって、そんな場所にずーっと住んでいたんですよね。
そんな思い出を歌った歌が、「Illumination」というアルバムにあるんですが、今日はCDバージョンではなくて生ギターの弾き語りバージョンで聞いていただこうかと思います。この生ギター結構新しいんですけど、弦がビンテージになってます。さて途中で間違えたらごめんよ。
このあとに演奏された6曲目の「汐風の日々」。
この生ギターでの演奏が始まった時、「キターーーーー」というテンションMAX感よりも、この放送を聴けてよかった とか、ただ、このまま、静かな時間が続いてくれたらというような気持ちになった。
そして、6曲目の「夏の終わり」のあとには、ファンクラブツアーのこと。
秋からのファンクラブツアーをやるという想定のもとに多くの方が参加したいと意思表明、登録応募していただきました。ありがとうございます。この時期になっても、この先どうなっていくのか見えないままで、誰もコントロールできない状況ですが、開催が可能であるとなった場合に備えて、準備だけはしっかりやっていきたいと思っています。人事を尽くして天命を待つ心構えでいます。
終るのが名残惜しい。
そして。秋からのファンクラブツアーは、ぜひ、開催して欲しいと願った。そう遠くいないうちに会える。そう思えるというのは幸せだし、寂しさをやわらげてくれた。
やれることをやって、運を天に任せて待つ。そうは言っても、願っていたこととは違う結果となった時には、そう簡単に割り切れるはずがない。
そうなった時のことも考えているのではないかと思う。例えば、クローズドサーキットとか配信とか。浜田省吾を愛する人が、がっかりしないように。また、コンサート開催に向け準備してきたこと、バンドメンバーのこと、スタッフのこと。全員が救われるための手段。
8月26日現在、新型コロナ発生状況は全国に広がっており、重傷者は増えている。また、菅義偉首相の言葉を聞いても不安は拭えない。
ファンクラブツアー開催まで、あと1ヶ月あまり。新型コロナ発生状況が減少傾向になり、状況が好転することを祈るのみだ。
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