ロックンロールとは何か。
よく考えると。いや、考えなくても、ずっとずっと前から ロックンロールのことをシャウトしていた人、旅するソングライター 浜田省吾。
1984年8月1日に12インチ・シングル「DANCE」のB面に収録されている「THE LITTLE ROCKER’S MEDLEY」の曲間のMCで、ロックンロールとは何かを教わった。
わたしは、「THE LITTLE ROCKER’S MEDLEY」が発売された1984年には浜田省吾を知らず、1991年にシングルCDで発売されて初めて聴いた。
今日、ティーンエイジャーはいるかい?
オレがティーンエイジャーの頃、 こんな言葉が流行ってた。
“Don’t trust over thirty”.
「30以上のヤツを信用するな」 っていうことなんだけど、
ところがオレも、とうとう30になってしまった。
だけど、ステージの上にあがって、
ロックンロールをやる時は、 今も変わらずティーンエイジャーだ!
30になっても、ロックンロールをやる時はティーンエイジャーだと。。。ティーンエイジャーとは、13歳から19歳までの若者のことだ。歳は取っても、気持ちは若い頃のまま。熱いロックへの想いは変わらない。そういうことなんだろう。
やがて誰もが、20才(ハタチ)になり30になり、 40になり、50になる。
そして、感じることが段々難しくなってくる。
難しくなってきたら、思い出して欲しい。
それが何かわかるかい?
ロックンロール!!
誰もが歳を重ねると、感じることが難しくなってくる。その時に思いだすのは、ロックンロール。
若い頃にわからなかったことが、この歳になって ようやくわかるようになった。そんな気がした。
ロックンロールとは何かも知らずに生きてきたけれど、旅するソングライター 浜田省吾が好きだったあの頃。
若さゆえに やんちゃしたり、喧嘩したり、いろんなことを経験して、今こうして暮らしてる。
浜田省吾のことを ほとんど知らなかったわたしには、「浜田省吾事典」が浜田省吾のすべてを知ることができるバイブルとなった。
浜田省吾は、「THE LITTLE ROCKER’S MEDLEY」ついて、「浜田省吾事典」の中で このように語っている。
当時ツアーでアンコールに、ほとんどもどしそうになりながらやってた。
すごいハードなの。
最後の疲れ切ってるところにもってきて、
10分以上のアップ・テンポなロックン・ロール・メドレーでしょ。
もう死ぬんじゃないかと思いながら(笑)。
だから、このライブ・バージョンには、すごい思い入れがある。
12インチだからこそやれたという、長さだし。
これを聞くと、当時いっしょにやってたTHE FUSE のメンバーを思い出す。
ツアーがいちばん楽しくていちばんきつくて、
いちばん長かった時代のメンバーだからね。
浜田省吾事典は、のちにCD-ROMとして発売さた。本とCD-ROMの違う点については、ON THE ROAD ’96のTOUR “TENDER IS THE NIGHT”のデータ等が追記されていると下記のサイトに書かれている。
振り返ってみると、旅するソングライター 浜田省吾には いろんなことを教えていただいた。人生を語る上で欠かすことのできない存在。本当に感謝しかない。
最近のツアーは参戦していませんが、FCを退会することはありません。
いつか
いつか
もうすぐ
浜田省吾さんのステージが早く見たい。
そんな気持ちになった。
2021年7月18日現在、「THE LITTLE ROCKER’S MEDLEY (live / 1984)」の動画は、YouTube Music Premium(有料会員) のメンバーのみ視聴可能です。
注:この記事は、旧ブログ The Moonlight Cats 2017年6月27日の投稿を移行し、2021年7月18日にリライトしました
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