12月8日。浜田省吾がコーラス参加した「ギターケースの中の僕」が発売された。当日は、浜田省吾の19枚目のシングルBIG BOY BLUES」発売日だということに気を取られ、「ギターケースの中の僕」をすっかり忘れていた。
TwitterでCD発売情報を知り、思いだして。ようやく聴くことが出来た。
「ギターケースの中の僕」は、NHKみんなのうたで放送されていることや浜田省吾プロデュース、コーラス参加の効果なのかラジオでオンエアされ、また、中嶋ユキノもラジオ番組に出演しているようだ。
個人的に、来週発表されるオリコンチャートで何位になるのかに注目している。
ギターケースの中の僕
[収録曲]
1. ギターケースの中の僕 (NHK「みんなのうた」12-1月新曲)
作詞:中嶋ユキノ
作曲:中嶋ユキノ 浜田省吾
編曲:宗本康兵 中嶋ユキノ
コーラス:浜田省吾
気になるフレーズ
ギターケースに 詰め込んだこの夢を まだ
手放さないように 追いかけ続けている
ギターケースの中の僕/中嶋ユキノ
ギターケースに 詰め込んだ夢。
それは、中嶋ユキノ本人の夢。メジャーデビューを浜田省吾プロデュースという願ってもない形で果たし、NHKみんなのうたで自身の曲がオンエアされた。
2つの夢は叶い、さらに夢を追い続けているという。この夢とは、陽のあたる道を歩くこと。スポットライトを浴びるような、成功を収めたいということに他ならない。
その夢が叶う日が来るのか。夢を叶えることが出来るのか。
その夢が叶うと信じて、諦めずに頑張っていく。という決意表明。
叶えることが出来るかどうか。それは、本人次第なのは間違いない。いくら浜田省吾がプロデュースしても、限界はある。中嶋ユキノの魅力は何なのか。それを見つめなおし、しっかりと見失わずに続けていくことが大切だろうと思う。
2. リスタートライン
作詞:中嶋ユキノ・浜田省吾
作曲:中嶋ユキノ
編曲 宗本康兵
気になるフレーズ
ふたりだけの リスタートライン
リスタートライン/中嶋ユキノ
交際している男女のストーリー。
どもやら男性は悩みをかかえ、うかない顔をしている。
そんな男性を励まそうとする女性。
くじけずに、あきらめずに、前に進んでくれることを願う。
そして、ふたりで歩んでいこうと。
「リスタートライン」に登場する男性は、中嶋ユキノ、女性は浜田省吾に思えてならない。浜田省吾は、何度も何度も試行錯誤しながら、自分自身がかかわりながら、中嶋ユキノが一人で歩けるようにと。
ふたりだけのリスタートライン。
ふたりは、中嶋ユキノと浜田省吾ではないだろうか。
3. 時がたっても
作詞:中嶋ユキノ
作曲:中嶋ユキノ
気になるフレーズ
ステージ
ピアノとギター
バンド仲間
どこかで聞いたことがある言葉が登場する。
登場人物は、どこかでコンサートを行っているのだろう。
その登場人物は、自分でいられる場所はステージとあなただと。仕事とプライベート。恋してるとか、いまいち 理解するのが難しい。
「おれには車とギター」「お前には火のような情熱」だと歌っている浜田省吾の「勝利への道」。火のような情熱が見られない、いや、静かに恋をしているパートナーを勝利に導くことが出来るだろうか。。。
4. ピアニシモ
作詞:片岡大志
作曲:片岡大志・中嶋ユキノ
気になるフレーズ
ピアノとギター
「ピアニシモ」にも、ピアノとギターという言葉が使われている。レストランで演奏しているというシチュエーション。ドラマ「カルテット」を思いだした。
登場する男女は、どんな関係なのだろうか。ステージに立っている人間が、マイクスタンドの向こう側に見た景色に見とれた。。。。
ステージに立っているのは男性で、マイクスタンドの向こう側には恋する女性の姿が。というイメージなのかな。
Streaming – Spotify
浜田省吾 は「ギターケースの中の僕」でコーラス参加。コーラスというよりもデュエット曲のようで、しっかりと存在感を感じられる。
「ギターケースの中の僕」放送予定
12月10日(金) 午前10時55分〜
NHK総合1
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
12月10日(金) 午後0時10分〜
NHKラジオ第2
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
12月10日(金) 午後4時00分〜
NHKEテレ1
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
VIDEO
NHK みんなのうた で、ショートバージョンの動画を見ることが出来ます。
思っていたよりも浜田省吾 の声が聞こえて、コーラスしている部分が多い印象です。
ギターケースの中の僕
さいごに
人の声は、千差万別。
高い声、低い声。
しゃがれた声、艶があり滑らかな声。
それらがミックスされて、その人の声となる。
聞きやすいか、聞きにくいか。
耳障りか、もっと聞きたくなるか。
そんな重要な要素の一つだと思う。
浜田省吾は、聞き取りやすく、独特な歌声で、多くの人を魅了した。若かった頃よりもキーは下がっているものの、そこが新たな魅力となっている。
中嶋ユキノの声を考えた時、キレイな声ではあるが、惹きつける強さがあるだろうか。
バックグラウンドで、ずっと流し続けるには ちょっとキツいかなと感じている。個人的な好みとして、ちょっと声が高いのかも知れない。
松たか子や薬師丸ひろ子、宇多田ヒカルなんかは好きなんだけれど。
そして、楽曲の好き嫌いは、歌詞、演奏と声が一体となり、不思議な魅力を感じさせるかどうか。米津玄師の楽曲は中毒性があると言われるのは、そういったことだろうと思う。
なんだか不思議なことに、「もう一回、もう一回」と聞きたくなってしまう魔法。気持ちよくなるというか、どう表現したらいいのかわからないけれど。
浜田省吾がプロデュースした「ギターケースの中の僕」。
注目していたが、浜田省吾が日本武道館で再現ライブを行うというビッグニュースに霞んでしまい、発売日を忘れていた。これが、わたしの「ギターケースの中の僕」への正直な気持ちだったのだろう。
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