どことなく 浜田省吾 を感じる『サラダ記念日』の目次

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浜田省吾

「路地裏の少年」という曲のため少しまがりし君の十代
俵万智『サラダ記念日』

1987年5月8日に発売された俵万智の第1歌集『サラダ記念日』の「橋本高校」の中の一句。

俵万智は、神奈川県立橋本高校の元国語教師。

県立高校の国語教諭を務めながら、「サラダ記念日」で現代歌人協会賞受賞を受賞した。神奈川県立橋本高校に努めている頃の1シーンから詠まれたのかも知れない。

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『サラダ記念日』の目次

八月の朝
野球ゲーム
朝のネクタイ
風になる
夏の船
モーニングコール
橋本高校
待ち人ごっこ
サラダ記念日
たそがれ横丁
左右対称の我
元気でね
ジャズコンサート・IMA
路地裏の猫
いつもアメリカン

「路地裏の少年」という曲のため

浜田省吾のデビュー曲「路地裏の少年」。1986年9月4日に発売されたアルバム「J.BOY」にも収録されているのだけれど、「路地裏の少年」を聴いて影響を受けた生徒がいた。

「路地裏の少年」で、少し曲がってしまった。つまり、ちょっとグレたということかなと。

実際に起こった出来事ではなく、「路地裏の少年」という楽曲をモチーフにして脚色されている可能性も否定できないかなと。

なぜならば、「サラダ記念日」サラダ関係なかった…俵万智さんが衝撃の事実明かすという記事で裏話を公開した。ファンにしてみれば、知りたくなかったかも。

浜田省吾ファンにしてみれば、詠まれた短歌が脚色されているかどうかは問題ではなくて、「路地裏の少年」というキーワードが詠まれたことが重要なのだ。

大ベストセラーとなった『サラダ記念日』の中の一句だ。「路地裏の少年」とは、いったい?。と思う方はいただろうし、当時、話題になった可能性もあるのでは?と思い、検索してみたが見つけることは出来なかった。

ちょっとおもしろいと思ったのは、渡辺典子がアルバム『サラダ記念日』を発売していていたこと。俵万智の短歌に曲をつけて、渡辺典子が歌い、中には朗読をしているという。

アルバム『サラダ記念日』


サラダ記念日

01.サラダ記念日
02.モーニングコール
03.夏の船
04.いつもアメリカン
05.待ち人ごっこ
06.八月の朝
07.風になる
08.元気でね
09.たそがれ横町
10.路地裏の猫

CBS/SONY 32DH 5022
アルバム:1988年4月1日発売
原作者:俵万智
ヴォーカル&ナレーション:渡辺典子
サウンド・プロデュース:三枝成章・溝口肇

残念なことに「橋本高校」はない。

そして、渡辺典子のアルバム『サラダ記念日』の音源も見つけることは出来なかった。

怖いもの見たさで、どんな風に歌われているのか聴いてみたかったなという。誰も考えないような斬新な企画だったのではないだろうか。

さいごに

『サラダ記念日』の目次に、どこか 浜田省吾 を感じさせるものが多いと感じるのは、浜田省吾 を意識しているからだろうか。

それとも、俵万智 が 浜田省吾 を意識したのか。それとも、インスパイアされたのだろうか。

裏話として、いつか話してもらえたら。
浜田省吾 と 俵万智の対談とか、おもしろそうじゃないですか。
お待ちしています。

今日の一句
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字余り失礼致しました

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