インディアンサマー。
この年になるまで意味を知らず、知ろうともしなかった言葉。
いったい、どのような意味なのか。興味すら抱かなかったと言っていい。それが、たとえ浜田省吾 の楽曲のタイトルであっても。
大変失礼ながら、浜田省吾 の「インディアン・サマー」は、ほとんど聴いたことがない。聴こうともしない曲の1つ。その理由は、察していただければ。
インディアンサマー
検索したところ、このような意味だという。
1.小春びより晩秋(10 月)から初冬(11 月)にかけて続く暖かい日
2.(人生の晩年などの)落ち着いた幸福な一時期。
indian summerの意味・使い方・読み方 | Weblio英和辞書
なかなかに奥が深い言葉だった。
浜田省吾「インディアンサマー」
改めて浜田省吾 の「インディアンサマー」を調べてみる。
浜田省吾 が、70年代に発表した5枚のアルバムを廃盤にしたいと語っている中の1枚、1979年5月21日に発売されたアルバム「MIND SCREEN」に収録。
帯には、心の中に映る数々のドラマを、ひとつずつ歌にたくして…..。
浜田省吾 が全曲作曲。
当時「曲は書けるが詞が全く書けない失語症のような状態」というスランプで、締め切りが迫ってきても歌詞を書き上げることが出来ず作詞家が担当したという。
インディアンサマー
作詞:竜真知子
作曲:浜田省吾
編曲: 水谷公生
ストリングス編曲:佐藤準
歌詞を改めて読んでみた。
悲しいストーリー。
冒頭に書いた2つの意味を持つような、ダブルミーニングかも知れないと感じた。
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聴いたのは、いつ以来だろう。
切なさが漂うメロディ。
嫌いじゃない。
今の浜田省吾 からは想像できなかったけれど、本人のこだわりさえ捨ててしまえば。。。リメイクしたら、ものすごくよさそうな気がするけれど。
Yahoo!知恵袋
自分の音楽人生を振り返った時、肯定出来るようになったのではないかと思う。このような苦労があり、自分の進むべき道を見つけることが出来たと。
この苦労があって、旅するシンガーソングライター 浜田省吾への道が始まった。
さいごに
何を、今頃。と思われるかも知れない。
季節は進み、まもなく冬がやってくる。
忘れた頃、また思いだしたわけではない。
今日、11月21日に薬師丸ひろ子 のアルバム「Indian Summer」が発売され、浜田省吾 の「インディアンサマー」を思いだしたのだ。
こんな機会がなければ、なかなか聴こうと思わないだけに貴重な機会だった。
薬師丸ひろ子 のアルバム「Indian Summer」の1曲目は「セーラー服と機関銃」。編曲は、星勝。こんなところで繋がっていた不思議な縁を感じながら。「カ・イ・カ・ン」を味あわせてもらった。
また、浜田省吾 の「インディアンサマー」は、
真夏のメモリィ波にちぎれ
インディアン サマー / 浜田 省吾
というフレーズで始まる。
うっかり
潮騒のメモリー
潮騒のメモリー / 薬師丸ひろ子
と混同してしまっていた。。。
人の記憶は儚いものだ。
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