ようやく、録画した NHKみんなのうた 「ギターケースの中の僕」を観た。師走でバタバタしている中で、どこかほっこりと、じんわりと 温かさを感じる時間だった。
「ギターケースの中の僕」には、こんなフレーズがある。
陽の当たる道を いつか歩く僕がいる
その日を信じて毎日を生きてく
ギターケースの中の僕 / 中嶋ユキノ
「陽の当たる道」とは、それまでの苦労を乗り越え、スポットライトを浴びるような、そんなイメージだろうか。中嶋ユキノ は、その日が来ることを信じて、生きていくという決意表明のようにも思えた。
浜田省吾 はコーラス参加しているが、コーラスというよりもデュエット曲みたいだという声も聞かれた。たしかにそうだ。単なるコーラスではなく、同じ歌詞を追いかけて歌っている部分もあった。
浜田省吾 は、「ギターケースの中の僕」について、どう考えているのだろう。次回の会報で語っているかも知れない。
ギターケースの中の僕
[収録曲]
1. ギターケースの中の僕 (NHK「みんなのうた」12-1月新曲)
作詞:中嶋ユキノ
作曲:中嶋ユキノ 浜田省吾
編曲:宗本康兵 中嶋ユキノ
コーラス:浜田省吾
2. リスタートライン
作詞:中嶋ユキノ・浜田省吾
作曲:中嶋ユキノ
編曲 宗本康兵
3. 時がたっても
4. ピアニシモ
放送予定
12月3日(金) 午前10時55分〜
NHK総合1
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
12月3日(金) 午後0時10分〜
NHKラジオ第2
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
12月3日(金) 午後4時00分〜
NHKEテレ1
「新呼吸」/「ギターケースの中の僕」
VIDEO
NHK みんなのうた で、ショートバージョンの動画を見ることが出来ます。
思っていたよりも浜田省吾 の声が聞こえて、コーラスしている部分が多い印象です。
ギターケースの中の僕
さいごに
NHKみんなのうた「ギターケースの中の僕」を見たり 聞いた人に、彼女の気持ちは伝わっただろうか。
個人的に、情感たっぷりというよりは、淡々と歌っているように感じた。
彼女の歌声には、悩んでいる姿や強い気持ちを最後まで感じることはなかった。NHKみんなのうた だから。あれでよかったのかも知れないけれど。
なんか、もうちょっと余韻が残るような曲をイメージしていただけに残念かなと。
浜田省吾 がプロデュースしているのだけれど、中嶋ユキノ のポテンシャルを引き出した作品だろうか。彼女が、陽の当たる道を歩く日がくることを願っている。
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