光と影の季節 (Flash and Shadow)
作詞:浜田省吾
作曲:浜田省吾
編曲:星勝 & 浜田省吾
発売:2005年4月13日(シングル「光と影の季節」)君に逢いたくて oh
戻って来たよ oh yeah
長い旅路の果てに oh
見つけた絆
光と影の季節 / 浜田省吾
止まった腕時計
あれは、今年の何月だっただろう。
昨年2021年9月3日に電池交換したばかりの腕時計が止まっていた。
どうしようか少し考えて、購入先の百貨店の時計クリニックに持ち込んだ。状況を担当者に説明して、翌日引き取りに来ると伝えて、時計クリニックをあとにした。
コロナ禍である。20分、30分で電池交換は終わるはずだったが、その場に長く滞在したくなかった。一秒でも早く、その場を去りたいと思っていた。
時計クリニックからの連絡
百貨店の時計クリニックに腕時計の電池交換を依頼した当日の夕方。時計クリニックから携帯電話に連絡があった。
1.裏蓋を開けて電池の電圧を確認したところ、電池の残はある状態だった。
2.腕時計に電池を入れると、腕時計は動き出した
3.現在の状態では、電池交換しても意味がない(交換できない)
4.電池がなくなる前に次回止まったら、メンテナンスした方がよい
ということだった。
まったく想定していなかった話に戸惑ったものの、「はい、わかりました」と伝え、翌日腕時計を引き取った。止まっていた腕時計は、何事もなかったように時を刻んでいた。
再び止まった腕時計
そして、今年のゴールデンウィーク最終日。5月8日 日曜日。所用で外出する時、腕時計をつけようとすると、腕時計が止まっていることに気がついた。
ま、さ、か。
人生には3つの坂がある。上り坂。下り坂。まさか。その、まさかが起こってしまった。前回、腕時計が止まってから数ヶ月順調に時を刻んでいたのに、よりによって外出前に止まっているなんて。
信じたくない状況の中、腕時計をつけてみた。すると、針が「ピクッ」と動いたように見えた。まだ、息があるのか。脈があるかも知れない。そう思い、少し経過をみる。
すると、腕時計は動き出した。奇跡の生還。と喜んだのも束の間。秒針が行ったり来たり。前に進んでは後ろに戻るという、今までみたことのない動作をしだした。
いったい。。。どきどきしながら腕時計をはずし、時刻を合わせてみる。すると、どうだ。何事もなかったように時を刻み始めた。「九死に一生を得る」とは、このことだ。
ほっとして、外出。所用を済ませ、帰宅時にも時計の針が動いているのを確認した。
電池交換を依頼すると
そして、翌日。腕時計の電池交換をお願いしようと、時計クリニックへ向かった。前回とは違うショップに。そこで、症状を話して、問題なければ そのまま電池交換してもらおうと考えてのことだった。
午後ということもあり、時計クリニックは混雑していた。10分ほど待ち、担当者に状況を説明してみる。すると、「うちでは取り扱いがないので、購入先での修理をお薦めします」と。
なんだか、自信なさげに思えた。そこで、「わかりました」と、その場で電池交換しないことを即決。その時計クリニックから、前回訪問した時計クリニックへ電車で移動。メンテナンスを依頼した。
購入してから20年超。カレンダーは、何年か前に動かなくなったまま使い続けていたし、リューズは錆びている部分もある。おおよその概算金額は知っていたけれど、購入した金額の数倍かけてメンテナンスする意味があるのか。最後まで迷った。
だが、愛着がある。そして、気に入ってもいた。また、パートナーとのペアウオッチであり、思い出の品でもあった。それらを考慮すると、お金では買えないものを大切にしたい。大切にしなければいけない。ずっと使い続けたい。という想いが強くて、清水の舞台から飛び降りる覚悟でメンテナンスをお願いしたのである。
修理期間は長い
メンテナンスにかかる費用はともかく、もうひとつ困ることは、メンテナンス期間約5週間。その期間、腕時計をどうするかということだった。当初、使っていない腕時計に電池を入れて使うことを考えていたのだけれど、ちょっと重く感じたり、バンドが壊れていたりと、2000円かけて電池を入れるのはどうなのかなと。
2000円かかるのであれば、新しい時計を買おうかな。と、気軽に考えた。ネットショップで検索すると、2000円出せば、そこそこの腕時計を購入出来そうだった。
わずか5週間だ。その間だけだったら、300円ショップで売っている腕時計でもいいのでは?という気持ちになった。だが、Don’t trust over thirty.「30以上のヤツを信用するな」ってことなんだけど、30過ぎている大人が これでいいのか。という気持ちになり却下。
改めて、ネットショップで腕時計を探し始めた。
学生の頃の思い出
2000円という予算内での選択肢は、かなりあった。カシオ、シチズン、セイコー。国内の有名メーカーの商品でも、ブランドさえこだわらなければ購入可能。
一時凌ぎと割り切り、一番安い商品にするか。それとも、以前欲しいと思っていたデザインに近い商品にするか。迷いに迷った。
最有力は、セイコー。ブランドは、アルバ。アルバの時計を見ているうち、学生の頃に買ったペアウオッチだったことを思いだす。あの時と同じ腕時計をしていいのだろうか。
腕時計を見るたび、学生の頃の思い出を思いだすのはツラすぎた。。。
チープカシオとの出会い
セイコーを諦め、シチズンに。カシオの評価は、ワタシの中では低かった。シチズンの腕時計も、安いのに見た目はいい。気になるモデルがいくつかあった。
が、そこはグッとこらえ。一応、カシオの腕時計を調べ始めた。すると、なんだか、ワタシの評価とは反対に人気があるようだった。どうやら、チープカシオと言うらしかった。
そのネーミング通り、チープ。つまり安い。だが、安いだけではない。安い、手頃な値段なのに高品質、デザイン性が高く、若い世代を中心に人気だという。
しかも、有名人が使っているとの情報もキャッチした。どうやら、あの あいみょんもチープカシオを愛用していると。
その見逃せない情報をキャッチした瞬間、心は決まった。チープカシオだ。なんか言われても、「あいみょん使ってるヤツ」と言えば、みんなが納得してくれるだろう。「いい歳して」と思われるかも知れないが。
チープカシオ イコール チプカシ
そして、チープカシオは、チプカシと呼ばれていることがわかった。チプカシ。そのネーミングを知った時だ。稲妻が体を駆け抜けた。
プチカシ。ちっちゃい、ほんの少しの歌詞。歌の歌詞は全部掲載できないけれど、引用で歌詞の一部であれば掲載可能。カテゴリーは。「プチカシ」でどうだっ。久しぶりの閃きだった。
「プチカシ」というキーワードに問題なければ、そのまま「プチカシ」で使いたかった。
だが、「チプカシ」と共に「プチカシ」でもチープカシオがヒットしてしまう。。。これでは、使えない。ならばと、「プチウタ」ではどうだろう。
使われている形跡はあったものの、Twitterのタグではヒットせず。「プチウタ」を使うことにした。
「プチウタ」とは
「プチウタ」とは、その言葉の如く、ほんの少しの歌詞。歌詞の一部分を引用して掲載して紹介していこうという企画です。
出来ることならば、投稿日の出来事に関連のある曲を選べればいいのですが、ちょっとハードル高そうなので。ひとまず、発表された曲順 もしくは あいうえお順 どちらかになると思います。
初回ということで、また、久しぶりの投稿ということで、かなり長くなってしまいました。最後までお付き合いいただいた方、どうもありがとうございました。
不定期更新になりますが、今後ともよろしくお願い致します。
あとがき
どのようなモチベーションで書けばいいのか。個人ブログは、もうオワコンじゃないのか。そんな気持ちが日増しに強くなり、当ブログ「うたろぐ」をどうするべきなのか、何を書けばいいのか、わからなくなっていました。
そんな気持ちでいる時に起こったこと。それが、今回の出来事。
それに導かれるようにして生まれた「プチウタ」。
浜田省吾がステージに戻ってくる時に歌った「光と影の季節」のインパクトが強く、再始動する時には、この曲でと迷いはありませんでした。
一本の矢ではなく三本の矢で、浜田省吾より一足早く再始動です。
ブログだけではなく、サブスク、動画と3つのメディアを使って、幅広く浜田省吾の世界を紹介していけたらと思います。
#毎日ショーゴサン では、サブスクの楽曲と動画を連動した企画で投稿。これからも、あたたかく見守ってください。
浜田省吾のツアータイトルに”ON THE ROAD”が使われるようになって40年。どのようなイベントがあるのか楽しみに待ちたいと思います。
光と影の季節 (Flash and Shadow)
光と影の季節
・週間3位(オリコン)
・2005年度年間132位(オリコン)
光と影の季節 [Re-edit 2008] (ON THE ROAD 2005-2007 “My First Love”)
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