浜田省吾 が所属していた CBSソニー は、EPICソニー に負けないくらい輝いていた

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昨夜、『EPICソニーとその時代』(集英社新書)公式プレイリストを聴いた。

すると、どうだ。
まだ若かった頃、テレビで、ラジオで、カセットで聞いた曲が次から次へと再生されていった。

時空を超えて、あの頃聴いた曲を もう一度聴いているのだ。とても不思議な感覚だった。そして、「懐メロ」と呼んでいいのかなと。

なんていうか、軽々しく「懐メロ」と呼んでしまうと、著者のスージー鈴木さんに怒られそうで。Twitterでつぶやいてみた。

すると、投稿から さして時間が経たぬうちに「いいね」をしていただいた。ということは、「懐メロ」と呼んで差し支えない。と解釈していいのだろうと思う。

わたしのツイートを、スージー鈴木さんにリツイートいただき恐縮です。

今回、聴いた『EPICソニーとその時代』(集英社新書)公式プレイリストは、先日、集英社新書から発売された著者: スージー鈴木『EPICソニーとその時代』に書かれている楽曲から出来ている。

EPICソニーとその時代 - 集英社新書
「80年代」と書いて、「EPICソニー」と読む――。先進的な音楽性により80年代の音楽シーンを席...

あの頃、まだ若かった頃には知らなかったけれど、あの曲、この曲、好きだった曲、口ずさんでいた曲。どれもこれもEPICソニーだったんだなと。

まだ物心もつかぬ年齢で、意識することなく見たり聞いたりした曲。それを好きになって、レコードをレンタルしたものだ。今でもしっかり記憶に残っている。

スージー鈴木さんは、やたら「EPICソニー」のことを取り上げているけれど、わたしとしては、今後「CBSソニー」もお願いしますよと言いたい。

「CBSソニー」だって、「EPICソニー」に負けないくらい輝いていた。それは、スージー鈴木さんだって、よーくわかっている。

こんなコラムを書いているくらいなのだから。
80年代のCBS・ソニーとEPIC・ソニーが野球で対決したら

ニュース&コラム | 歌謡ポップスチャンネル

「CBSソニー」も、錚々たる顔ぶれ。
・爆風スランプ
・ユニコーン
・久保田利伸
・大滝詠一
・浜田省吾
・PRINCESS PRINCESS
・REBECCA
・聖飢魔Ⅱ
・HOUND DOG
・米米CLUB

やはり、まだ若かった頃、テレビで、ラジオで、カセットで聞いていたアーティストがズラリ。あえて言うならば、メディアには ほとんど登場しない浜田省吾だけはテレビで見たことはなかった。

浜田省吾を知ったのは、アルバム「J.BOY」からだ。もしかすると、「ギターブックGB」で見ていたかも知れないけれど。

右も左もわからない、路地裏で暮らしていた頃。テレビで聞いたことのないアーティストは、誰かが教えてくれなければ聞くはずがなかった。

誰も教えてくれなかった。ということは、わたしの友達や家族は、浜田省吾を知っていたのだろうか。と、今になって思った。知らなかった可能性はかなり高い。

そう考えると、当時から浜田省吾の存在を知っていた人はスゴイな。としか思えない。そして。メディアに顔を出さずに、サクセスストーリーを歩んだ浜田省吾は、もっとスゴイ。

もし。浜田省吾がテレビ出演していたら。それを見ていたら。わたしは、浜田省吾を感じることが出来ただろうか。

松山千春や長渕剛は、よく聴いていた。ということは、浜田省吾も聴いていた可能性はあるだろう。

わたしが浜田省吾を聴いていた影響で、弟たちは若くして浜田省吾を聴き始めた。若くして浜田省吾を好きになってくれたこと。とてもうれしい出来事で、一緒にコンサートに行った時の喜ぶ顔は忘れられない思い出だ。

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