昨夜飲んだ安物のジンのせいではない。
 昨夜録画した「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」を見たせいか、どこかセンチメンタルな気分。ちょっとおかしいテンションになっていた。
窓から見える夏の青空は、とっても気持ちいいのに。
 どこか、こう、寂しいような。
吉田拓郎卒業SP
番組には、吉田拓郎が卒業ということで、明石家さんまやあいみょんがゲスト出演。
 二人は吉田拓郎をあいしている、リスペクトしていると。
 そんな言動を見て、「あんたら、浜田省吾をリスペクトしとるって言ってたよな」と。
 注)深い意味はありません
あいみょんに至っては、吉田拓郎から絶賛されて、照れるというか恐縮するとか。
 そんなかわいらしい一面を覗かせながら、堂々と、委縮することなく吉田拓郎とトーク。
吉田拓郎は、音楽を始めたきっかけは、女の子にモテたかったから。ということを語る。
 そのきっかけに対して、あいみょんは肯定。「いいですよね」と。
 自分のことを「あいみょん」ならぬ「たんみょん」とか言ってたなw
やがて、バックバンドに吉田拓郎を従えて「初恋が泣いている」を演奏。
 それは、もう、気持ちよさそうに歌っていた。
 時々、後方にいる吉田拓郎を見るように振り返ってたり。
 ギターを持たず、ハンドマイクで歌うあいみょんの姿は、とってもよかった。
吉田拓郎の感謝の言葉
そして、番組終盤。
 KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛、篠原ともえに感謝の気持ちを語っていた。
 その言葉はストレートで、KinKi Kidsや篠原ともえがいたから、歌詞を書くことが出来たと。レジェンド吉田拓郎が、こんな言葉を自ら語るとは。しかも、テレビで。
恥ずかしいも、照れくさいもなく。
 最後だからということだからなのか、何もかも隠そうとせず、思いのままを口にしていたように思う。
 そんな吉田拓郎を見ていて、おちゃめで かわいい人だったんだな。と、今頃気がついたワタシ。
吉田拓郎が作詞し、KinKi Kidsが作曲した「Sayonara あいしてる」が心に沁みた。
さいごに
レジェンド吉田拓郎が卒業する寂しさから、こう思う。
 どこか遠くへ 行きたい知らない海を ながめていたい
 と。
遠くへ行きたい。
 今起こっていることから
 何もかもから
 都会の喧騒から
 逃げだしたい。
 そんな衝動に駆られた。
 遠くへ 遠くへと。
脳内では、ジェリー 藤尾の歌う「遠くへ行きたい」ではなく、浜田省吾の「遠くへ」が再生されていた。
浜田省吾がAIDOでオーディションに参加した日に、同郷の吉田拓郎が訪ねて来てくれた日のこと、1974年の春から秋まで吉田拓郎のツアー・バンドとして全国を回ったことを昨日のように思いだしただろうか。
浜田省吾は、吉田拓郎の卒業を、どんな気持ちで迎えただろう。
 そして、どんな気持ちで番組を見ただろう。(見たかはわかりませんが)
ありきたりに、
 お疲れ様でした。
 今までありがとうございました。
 そんな気持ちだっただろうか。
吉田拓郎は浜田省吾と同郷の広島出身。
 浜田省吾は涙を人には見せずに、独り泣いたかも知れない。
篠原ともえインスタグラム
>篠原ともえさんのインスタグラムには、@tomoe_shinohara吉田拓郎との思い出の写真がいくつかUPされている。
 どれもこれも、あれもそれも、それはもう、素敵な表情が印象に残る。
吉田拓郎さんにプレゼントした帽子、トートバックもご自身で作られたようだ。
 そのアイデア、デザイン、クォリティ。
 デザイナーと呼ぶにふさわしい。
篠原ともえさんをデザイナーに導いたのは、吉田拓郎である。
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