まだ若かった頃、「こんな職業になりたい」ということを書いた記憶がある人は多いだろう。
デザイナーだったり、ミュージシャンだったり、作家だったり、パイロットだったり。一人一人が夢を持ち、希望に溢れていた。
それが、年を重ねるたび、現実が見えてきて、こんなことを思う。
いつか いつか もうすぐ・・・。
今日、11月23日は勤労感謝の日。毎日、一生懸命働いているお父さん、お母さんに一言。
「おつかされまです」よりも「ありがとう」の方がいいかな。
久しぶりに電話でもしてみよう。
いつかもうすぐ
浜田省吾 の「いつかもうすぐ」には、こんなフレーズから始まる。
あの娘は米軍キャンプの傍にある小さな店で働いてた
いつかもうすぐ/浜田省吾
舞台は、山口県米海兵隊岩国基地の近くにある喫茶店。浜田省吾 ファンのブログコンプリート★浜田省吾では、浜田省吾 の恋のエピソードについて書かれている。興味がある方はぜひ!
収録されているアルバム
01.風を感じて
02.ミス・ロンリー・ハート
03.さよならにくちづけ
04.青春のヴィジョン
05.とぎれた愛の物語
06.恋の西武新宿線
07.4年目の秋
08.今夜はごきげん
09.いつかもうすぐ
10.君が人生の時…
ROAD OUT “TRACKS”
発売日:1996年2月29日
01.A PLACE IN THE SUN
02.夏の終り
03.今夜こそ
04.ベイ・ブリッジ・セレナーデ
05.悲しみは雪のように
06.ラストショー
07.少年の心
08.いつかもうすぐ
09.IN THE STILL OF THE NIGHT ~ MAYBE
10.MAINSTREET
11.J.BOY
12.最後のキス
13.サイドシートの影
14.我が心のマリア
映像作品
ON THE ROAD “FILMS”
発売日:1989年5月21日
01.Opening:THEME OF FATHER’S SON
02.A PLACE IN THE SUN
03.路地裏の少年
04.終りなき疾走
05.いつかもうすぐ
06.AMERICA
07.HELLO ROCK & ROLL CITY
08.Tour Scraps
09.MONEY
10.DANCE
11.片想い
12.Medley:明日なき世代~八月の歌~BIG BOY BLUES
13.こんな夜はI MISS YOU
14.愛のかけひき
15.丘の上の愛
16.J.BOY
17.DARKNESS IN THE HEART (少年の夏)
18.ON THE ROAD
19.Closing:THEME OF SAKURA
弾き語りで歌われる「いつかもうすぐ」。浜田省吾 が歌う姿は、カッコいいの一言。「いつかもうすぐ」から「AMERICA」への流れは、アメリカというキーワードで繋がっていと。こだわりの曲順だった。
Welcome back to The 70’s “Journey of a Songwriter” since 1975 「君が人生の時~Time of Your Life」
発売日:2019年9月4日
01.生まれたところを遠く離れて
02.あの頃の僕
03.いつかもうすぐ
04.19のままさ
05.遠くへ ―1973年・春・20才
06.朝からごきげん
07.君に会うまでは
08.君の微笑
09.路地裏の少年
10.雨の日のささやき
11.恋に気づいて
12.悲しみ深すぎて
13.Love Train
14.子午線
15.4年目の秋
16.ミス・ロンリー・ハート
17.いつわりの日々
18.風を感じて
19.涙あふれて
20.今夜はごきげん
21.青春のヴィジョン
22.君が人生の時…
23.Good Night Angel
24.行かないで
25.ラストダンス
いつかもうすぐの原曲
浜田省吾 の「いつかもうすぐ」の原曲は、カナダ出身フォーク・カントリーシンガーのIAN&SYLVIA(イアン&シルビア)の「SOMEDAY SOON」。作曲は、IAN TYSON(イアン・タイソン)。
オリジナル
ライブバージョン
浜田省吾 が好んで聴いていたのは、JUDY COLLINS(ジュディー・コリンズ)がカバーしたバージョンで、ギターを弾いているのがSTEPHEN STILLS(スティーブン・スティルス)。
あまりに好きになり、自分で歌詞を書きカバーしたという。
参考:Yahoo!知恵袋
JUDY COLLINS – “Someday Soon” HD 1969
SOMEDAY SOON 和訳
「SOMEDAY SOON」の原曲は、一体どのような歌詞だったのか。ふと思って検索すると、すぐに見つかった。
すると、
・彼は今夜カリフォルニアからやって来るの
・いつかもうすぐに彼と一緒に行くのよ
というフレーズがあることに気づく。
参考:マジックトレイン・ブログ
浜田省吾 は、原曲の歌詞をリスペクトして、自身をモチーフにしたストーリーを作詞したのだろう。なぜ、カリフォルニアだったのか。その答えは、ここにあったかも知れない。
「いつかもうすぐ」の作曲は、イアン・タイソンとされている。原曲を聴いてみて思ったのは、完全なカバーではなく、原曲をリスペクトしたメロディでカバーしたという方が近いかも知れない。
Ian & Sylviaとジュディ・コリンズの競演。奇跡の瞬間。1986年のこと。
Ian & Sylvia with Judy Collins – Someday Soon (live on CBC 1986)
さいごに
勤労感謝の日ということで、浜田省吾 の作品から「小さな店で働いてた」というフレーズにインスパイアされて書き始めた記事。
実際には、掲載するデータをまとめた「まとめ記事」になってしまったなと。
しかしながら、「いつかもうすぐ」の原曲を聴き、歌詞を知った時、浜田省吾 の「いつかもうすぐ」をどれだけリスペクトしていたのかを初めて知ることとなった。
自分で自分を褒めてあげていいかな。いい仕事したねって。(知っていた方は多いと思うけれど)
VIDEO
『Welcome back to The 70’s 「君が人生の時~Time of Your Life」』 Trailer Movie
コメント
岩国は福岡県ではなく山口県です。
おっしゃる通りですね。
ご連絡ありがとうございました。